側方運動とわたし

投稿日:2018年6月10日

カテゴリ:デンタルスタジオ和ブログ

おはようございます😃

デンタルスタジオ和の中島です。
 
先週末は月に一度の 歯科医院さんの
1日立会いでした。
 
 
 
4〜4のハイブリッドのセットや
アタッチメントデンチャーの調整
義歯の咬合チェック
補綴物の最終形成の確認
義歯の咬合採得の確認 
 
 
など、多くの患者さんの口腔内を
診させていただきました。
 
 
 
 
その中で自分が意識してチェックしているのが
側方運動時のガイドのバランスです。
 
 
 
 
食事の時に何度となく 繰り返される運動ですので
しっかりチェックしなければ、
 
咬合圧の強い部分は 長期的にみて
ダメージを受けることが多いです。
 
 
 
 
歯周病や補綴物の脱離
 
義歯に関しては 中心咬合時では
吸着力が抜群なのに
 
食事をしだすと急に パカッと外れてしまう…
 
 
 
それは側方運動時のガイドのバランスが
計算されて排列がされてないからです。
 
 
 
 
排列時に側方運動時のバランスのとり
さらに口腔内で咬合紙を使用して
バランスをとっていく
 
 
 
ここまでしないと フルデンチャーは
噛める入れ歯になっていきません。
 
 
 
入れ歯こそ、歯科医師と歯科技工士の連携が密に必要になってくると仕事と考えています。
 
 
 
自分は若い時に将来
「地域のお年寄りに 良い入れ歯を入れてもらい
いつまでも、美味しいモノを食べ、健康をサポートしたい」と 
 
自分の技工士としての最終形態を考えていました。
 
 
 
 
現在はセラミックなどの前歯部の
補綴物の製作を中心にしていますが
 
 
 
こうして、立会いなどでお年寄りと関わる中で
いつも、技工士として 将来は入れ歯の製作や
入れ歯の修理で 人のお役に立ちたいなと思っています。
 
 
 
 
歯科技工士として20年間 歯科医療に携わってきていて、噛むことの大切さと
噛めないことの貧しさをみてきました。
 
 
 
歯科技工士として自分が何が出来るか?
人として自分が何が出来るか?
 
 
 
 
立会いでは いつもそんなことを考えさせられ刺激を受けています。
 
 
 
40歳も過ぎたところで
今後の自分自身の姿をしっかりとイメージして
仕事に取り組んでいきたいと思います。
 
 
ではまた〜
 

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